外字

Windows 7 で「外字コピー屋さん」を使う

最終更新日:2011/8/5

このページでは、Windows 7 で 「外字コピー屋さん」 を使う方法を紹介します。まずそのリンク先を開き、Ver.3.0 β2 をクリックしてダウンロードします。

外字コピー屋さん Ver.3.0 β2

ダウンロードした cpeudc300beta2.exe をダブルクリックし、展開先の指定を行ないます。展開先には「外字コピー屋さん」のプログラムファイル(cpeudc.exe)1つが作られるので、必要に応じて展開先(つまりインストール先)のフォルダを参照して選択し、[OK] をクリックします。

展開先の指定

展開されたフォルダの cpeudc.exe をダブルクリックして外字コピー屋さんが起動したら、まず [実行] をクリックします。

外字コピー屋さんの実行

すると、下図のようなメッセージが表示されて、展開先のフォルダの下にいくつかのファイルが作られます。ここで最初にこの操作を行なう理由は、設定ファイル EUDC.INI を作るためと考えてください。

設定ファイル EUDC.INI を作成

このあと外字コピー屋さんをいったん終了し、展開先のフォルダに外字ファイルを置きます。すべてのフォントに割り当てたい外字のファイルならば、ファイル名は「EUDC.TTE」とします(設定ファイルの記述次第で変更も可能)。

特定のフォントに割り当てたい外字ファイルの場合、ファイル名は任意の名前にしてかまいませんが、その場合は設定ファイル EUDC.INI を開いて内容を編集する必要があります。上記の手順で作成した設定ファイルの中身は、下記のようになっています。「SystemDefaultEUDCFont=」の後ろに書かれているのが、すべてのフォントに割り当てる外字のファイル名です。

設定ファイル EUDC.INI を編集

たとえば、MSG.tte というファイルを「MS ゴシック」に、MSM.tte というファイルを「MS 明朝」の外字ファイルとして登録する場合には、設定ファイルに「フォント名=ファイル名」の形式で、「MS ゴシック=MSG.tte」「MS 明朝=MSM.tte」という記述を付け足します。フォント名は、全角と半角を区別するので注意してください。

設定ファイル EUDC.INI を編集

再度外字コピー屋さんを起動し、“選択したフォルダの外字をシステムにインストールする”を選択して [実行] をクリックします。すると、そのあと確認のメッセージが表示されます。

選択したフォルダの外字をシステムにインストールする

このあと、もしすぐに外字が表示されない場合は、外字コピー屋さんの [>>] をクリックすると画面が横に長くなるので、[外字有効] をクリックします。逆に [外字無効] をクリックすれば、外字は表示されなくなります。

外字有効

ただし、この設定ですとユーザ固有のフォルダにある外字ファイルを参照するため、1台のPCで複数のユーザーが同じ外字を使いたいというような場合に、外字ファイルの一元管理ができないという課題が残ります。その課題を克服するためには、まず外字ファイルを全ユーザーが参照できるフォルダに置きます。

外字ファイルを全ユーザーが参照できるフォルダに置く

次に、スタートメニューの検索ボックスに「regedit」と入力して Enterキーを押し、レジストリエディタを起動します。起動したら、「HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932」というキーを探します。そのとき、右側にフォント名とそのフォントでの外字ファイルのパスが登録されているのがわかります。「SystemDefaultEUDCFont」は、すべてのフォントに割り当てた外字ファイルです。

HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932

「MS ゴシック」などのフォント名をダブルクリックして文字列の編集ダイアログが表示されたら、値のデータを先ほど外字ファイルを置いたパスに書き換えて [OK] をクリックします。

外字ファイルのパスを更新

そうすると、外字ファイルの参照先が更新されます。ほかのユーザーでもレジストリの更新は必要ですが、外字ファイルは同じフォルダのパスを参照するので、一元管理ができることになります。

外字ファイルの一元管理

同じ設定をほかのユーザーでも行ないたい場合は、まず設定をしたユーザーで「HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932」というキーを右クリックし、「エクスポート」をクリックします。

HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932 のエクスポート

エクスポートしたファイルを、適当な名前をつけて保存します。

HKEY_CURRENT_USER\EUDC\932 のエクスポート

あとは、ほかのユーザーでログオンした後に、エクスポートしておいた regファイルをダブルクリックすれば、その設定が反映されます。外字コピー屋さんを使う必要はありません。

ほかのユーザーで外字設定